まず体幹とは、文字通り体の幹、つまり胴体部分を指します。
具体的には胸部、背部、腹部、腰部、臀部です。
体幹トレーニングで鍛えられる筋肉は見た目の大きな筋肉ではなく、内側のインナーマッスルと言われるモノで、
利点として一言でいうのなら 『カラダがしっかりと安定する』 ということです。
人間のカラダを木に例えると体幹とは幹の部分になります。
幹をしっかりと作ることにより、枝が伸び花を咲かせることが出来ます。
筋力トレーニングで見た目の大きな筋肉が発達していても、体幹が弱いということはヒマワリのようなもので、幹に対して大きすぎる花を咲かせるということで あり、やっている本人は気付いていませんが、筋肉が発達していても、見る人が見ると意外ともろく不安定な人が多いの
も事実です。
また、体幹が弱い状態を例にすると、幼い子供が大人用の野球バットを振るようなもので、カラダがバットに振り 回されてしまい、安定した力強いスイングが出来ません。
一方、プロ野球選手でも、ウエイトトレーニングで大きな筋群を鍛えても、それがバットを振る力には直結してい ないので、やはり素振りでカラダを安定させ、強く振る練習をしなければいけません。
この場合の素振り練習で鍛えていく筋肉が、体幹トレーニングで鍛えられる筋群です。
女性でサイズアップせずに細く締まったカラダを作りたい時にも有効です。